繊維の森 seni no mori
広島市立大学COC+染織造形アートプロジェクト
Student art project, department of design and applied arts, Hiroshima City University
広島市立大学芸術学部 デザイン工芸学科染織造形専攻 3回生による展覧会
この展覧会では、染織造形分野3年生7人が制作した作品を展示しています。それぞれが、染める、織る、縫うなどの技法を用いて、新しい染織造形を目指しています。日々の中で生まれる感情や感動が表れた繊維造形の奥深さに触れていただけると幸いです。7人の意図を持った作品が密となる空間はまるで繊維でできた森のようです。自然豊かな加計に現れた私たちの『繊維の森』をぜひご高覧ください。 (展覧会ご挨拶文より一部省略して掲載)
広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科繊維造形研究室
mm project is pleased to present an exhibition of art students from Hiroshima city university, -" sent no mori ".
This installation is included 7 student's works, who study fine art using specialized materials of fiber. Their individual objects was created to using dyeing, weaving & sawing technique. They invite the viewers to the depths of textile expression to show daily life excitement and/or human emotions.
Collaboration space between each works that has their own personality and power but makes a nice harmony just
looks like a beautiful forest in Akiota.
Please enjoy this installation in Kake where is the one of the best in the nature rich country in Hiroshima, Japan.
(translated by mm project)
情動 秋山実李 Minori Akiyama
情動とは一時的な激しい感情のことです。
”女の人の様々な情動””らしさ”に美しさを感じ、作品を作りました。女の人の中にある秘めた情動にぜひ、そっと触れて見てください。
きおくをまとういきもの 田中優菜
私たちは少しづつ記憶を失っていく。でも、忘れていく記憶の中に、忘れたくない人や忘れたくない気持ちがある。だから私は記憶をまとい、何度も何度も思い出すのだ。
おいしい繊維 田村栞 Shiori Tamura
食欲をそそる繊維をテーマに様々な繊維を用いて"美味しそう"を表現しました。
繊維で表現する美味しさを堪能して頂けると幸いです。
NIGHT WALKER
草地里帆 Riho Kusachi
絹糸の光沢感が電子的な光に似ていると思い、絣織の技法を用いてテレビのノイズを制作しています。今回はネオン街をモチーフに制作しました。
恋愛 田中優菜 Yuna Tanaka
ことばをまとういきもの
一番肌に近くて、一番他人に見せたくない、下着のような奥底に恋心を隠している。
ことばをまとういきもの
田中優菜
大好きな漫画を読むと、言葉が自分の中に蓄積されていく。まとった言葉は私の心を守り、私を強くしてくれるのだ。
a piece 尾嵜美歩 Miho Ozaki
"考える”の繰り返しでa pieceは蓄積していく。あるときみつかる a pieceは毎日の繰り返しに溢れている。
Feather shower
戸田響 Hibiki Toda
寝具に使われているみじかな素材である羽毛だが、布団を裂き実際に目にすると、それが水鳥の羽、生き物の一部であったことに気づく。ひとつひとつ針と糸とでつなげる事で、羽の持つ美しさと生々しさを可視化させた。
隠すより現る 星谷真魚 Mao Hoshiya
繕っている心は隠そうとすればするほど知れやすい